身の上話 ふぃーのお仕事①

こんにちは、ふぃーです。ブログ開設だけしてなかなか更新していなかったのですが、書きたいことがお出かけ関係の話ばかりで、なかなか今の情勢に合わないなあと控えていました。そんな中、そういえば自己紹介もプロフィールも何も書いてなかったなと思い、今回は自分のひととなりについて書いてみました。これを機にぽつぽつ記事を書いていければなあと思います。ゆっくりのんびりお付き合いください(^^)

さて、ふぃーは薬剤師なのですが、新卒で医薬品卸に勤めています。

医療業界外の方は「ふうん、そうなんだ」で終わりだと思いますが、実はこれ、けっこうレアなケースなんです。新卒薬剤師の99%が病院、薬局、製薬企業、行政や研究所に就職するのですが、医薬品卸への就職率はわずか1%なんです!薬剤師100人に1人のレアさ。

なぜこんなに珍しいかというと、

  • そもそも新卒就活時に医薬品卸の情報がない
  • 給与の面で薬局に見劣りする
  • やりがいの面で病院や薬局とは異なる(デスクワークメインなので)
  • 医療業界で暗黙のカーストがあるんですが、医薬品卸が最下層ぎみ

などなど原因を挙げればキリがないです。

私も新卒で入職してから本当に、家族、友人、お得意先、職場(職場もかよ!)など、出会ってきた全ての人達に「なぜ卸に?!」と必ず聞かれてきました。

自分では「そんなに不思議かね?」「別に私の勝手だからいいでしょ笑」と思っていたのですが、皆さんにとって相当レアな生命体だったんでしょうね、永遠に深堀りされました。(でもなんだかんだ結局納得してくれない場合が多い笑)

でもこれって裏を返せば、「周りの人たちにとっては、それだけ自分が深堀りしたくなるようなミステリアスな存在なのだろうな」という発見に至り、ただ深堀りされただけではもったいない、せっかくなら情報発信して、今新卒で「卸も考えているけど情報がない…」という方に届けばいいなと思い、今キーボードの上で指を躍らせています。

(私自身、就職活動時に「卸の薬剤師さんの情報って全然無いな!」と思いながら、限りなく情報ゼロの中卸勤務薬剤師の世界に飛び込みました。)

ちなみに私が今の会社に決めた理由は、面接をしてくださった管理本部長(会社で偉い人トップ3に入る役職の方)に「何でも好きな事に挑戦して欲しいからさ、一緒にやってみようよ^^」と声をかけていただいたからなんですけどね。会社のネームバリューや給与、仕事内容よりも人の良さで直感的に選んだ感じです。あと圧倒的なホワイトさ。入職3年目で残業をしたことが2回しかありません。(その2回も自主的についていった勉強会のお手伝いで遅くなっただけ)そのくらい時間厳守ピュアホワイトです。

さて、ふぃーは現在入職3年目なのですが、面接時の本部長のお言葉通り、本当に色々なことに挑戦させてもらえました!出張や勉強会周り、学会発表、社内講師、副業解禁(※)など!私のモットーが「とりあえずYes!」なので、振っていただいた仕事は何でもやってみましたし、やりたいことは上司に相談して道を切り拓いてきました。

…と、偉そうに言いましたが、実際には上司が皆様神様のように優しくて、勉強や研修会にもばんばん心よく送り出してもらい、副業も割りとあっさり許可してもらえて、今は副業として薬局でも勉強しながら投薬や在宅まで経験を積めている、というのが実際のところです。かっこつけてすみませんでした。

※ちなみに卸で働く薬剤師の多くが、営業所を管理する「管理薬剤師」として働き、「管理薬剤師」は学校薬剤師以外の兼業が法律で禁止されているので、「卸って副業ありなんだ!」というのは違います。私はDIや社内講師担当で管理職ではないので副業が例外的に認められています。ご承知おきください。

私が卸で実際にどのような仕事をしているのか、そして卸で管理薬剤師はどのような仕事をしているのか、薬局で週に1回のアルバイトはどんなことをしているのか…などなど書きたいことは沢山ありますが、そういったことはこれから少しずつ書いていきたいと思います。

今日はこのへんで失礼します^^ では!