こんにちは!みなさんいかがお過ごしですか。
突然ですが、私はパン作りを始めました!
大好きなパン屋さん(pain stock)が時短営業となり、仕事帰りにパンが買えなくなったのをきっかけに「作ってみようかな、パン」となりました笑
結論から言うと、パン作りは「楽しいし、深い!!!」です。
作っている過程も楽しいですが、成果物(焼きたてのパン)があることもとてもテンション上がりますね!
作りはじめてまだ日は浅いですが、カンパーニュや食パン、あんぱんを作ってわほわほはしゃいでます^^
でも最初は、「初心者のパン→失敗→美味しくない」というネガティブ思考が働いたり「パン作り→時間がかかる(めんどくさい)→お店で200円ぐらいで買えるのに」という夢のない考えも脳裏をよぎり、そこまで「パン作りたい!うおお!」みたいなモチベーションはなかったです。
しかし冒頭でお話しした大好きなパン屋さんの新しい営業時間だとかオススメのパンだとかをネットで調べている最中に、パン屋オーナーさんのインタビュー記事を発見しまして。その中に私をパン作りへと奮い立たせる一言が載っていたのです!
『当時、建築の学校に夜間で通っていて、そこで資格取るまでパン屋でバイトしようと思って始めたのがきっかけです。(中略)パン屋になりたいと思ってパン屋になったんじゃなくて、成り行きでパン屋になりました。』
『僕の場合は、まずは一歩踏み出して何かやってみて、そこで働いている先輩に憧れて、その先輩みたいになるために自分のやるべきことを突き詰める、という感じでした。』
(更新日:2017年10月23日)
こんなに美味しいパンを作る人が、最初のきっかけがアルバイトだったの?!とりあえず始めてみたら、私もすごいパン上手になっちゃうかも!すごく素敵やん!!!
と一瞬で感化されました。そして
「よし!!パン作ってみよう!!」
「というか、パン、めっちゃ作りたい!!!」
とモチベーションが大爆発しました。単純ですよね笑
ということで、興奮冷めやらないうちにマッハで「初心者 失敗しない パン オススメ」で検索し、たどり着いた本がこちら↓↓
「ボウルひとつで こねずにできる本格パン」 藤田千秋 著https://www.amazon.co.jp/ボウルひとつで-こねずにできる本格パン-藤田-千秋/dp/4309283004
レビュー高い!藤田さんの他の本も評価高い!
なのに「本格」パンが作れる!!(らしい!)
レビュー読んでてもちゃんと焼けた人が多そう!!(これ大事)
これだ!!!
という流れでKindle版電子書籍を購入しました。
iPad miniで作り方を見ながら作れるのでいいです!(^^)
そしてもう一つ、この本を選んだ最大の理由が
「好きなタイミングで半日〜1日冷蔵庫でキープできる」という部分。
パンは1次発酵、2次発酵、仕上げ発酵と3回もの発酵を経て、発酵不足でも過発酵させてもダメというデリケートな存在。
生地の仕込みから焼き上がりまで4時間ほどかかるので、「家に1日中いるわけじゃないし、仕事もあるし、パンにつきっきりは無理」と思っていました。
しかし藤田さんのパン作りでは、普通の方法だけでなく、冷蔵庫で1次発酵or2次発酵を長時間(半日〜1日)かけて行うという作り方も載っていて、忙しい時・まとまった時間が取れない時にパン作りを2日間にまたいで作れるというのが最大の魅力でした。
そんなこんなで私が最初に挑戦したパンはカンパーニュ。
凝った成形もしなくてよさそうだし、本格的に見えそう。。。
そして何より、カンパーニュ大好きなので!モチベーションMAX!!
早速荒ぶるテンションの中、夜からパン作りを始めました。
なので今回は自動的に先述の「2日間かけて作る方法」でやってみました。
- 発酵具合はこれぐらいでいいの?
- ガス抜きって何をどのくらいすればガス抜きしたことになるの?
- 「捏ねないパン作り」っていうタイトルだけど、本当に捏ねなくていいの?(心配しすぎて今回は心ゆくまで捏ねちゃいました⭐︎)
などなど、本の写真と説明を読みながら大奮闘。
そして初めてのカンパーニュがこちら!
おおおー!ちゃんとパンになってる!
味は!!
焼きたてんま〜〜〜〜!!!外カリっ中ふわっ〜〜〜〜〜!!
ちゃんとカンパーニュだ(泣)
直前にまぶしたゴマも香ばしくていい感じ!
藤田さんありがとう!小麦粉ありがとう!
そしていつも美味しいパンを200円前後で売ってくれている全国のパン屋さんありがとう!!!!と感動しっぱなしでした。そのくらい「焼きたてのパン」「自分で作ったパン」は美味しいですね!!
…しかし10分ほど感動した後にだんだん冷静になってきて
美味しいけど何だか中心、下側の部分が詰まっている感じがするなあ。
クープ(切り込み)を入れたのに、あんまりクープが広がらなかったなあ。
直前にゴマをまぶしたけど、ぼろぼろこぼれるなあ。(当たり前すぎる)
など、まだまだ伸び代が色々ありそうだな、と思うようになりました。
最初は「捏ねないパン作り」の本で捏ねちゃったからこうなったのかな(泣)
と考えてしょんぼりしていたのですが、ネットで調べるとどうやら違うようでした。そして、(直前にまぶしたゴマはさておき)主な原因は「発酵不足/過発酵」のせいなのではないか?という疑念がふつふつ…ぼこぼこと湧き上がってきました。
実はこの疑念を生まないために、発酵中に必要だった超基本的な作業があったんです。それは…
フィンガーテスト!
指を生地に差し込み3秒ほどキープして、
- 指を抜いた後も指の跡がしっかり残っていれば発酵OK!
- 跡が消えてしまったら発酵不十分
- 生地全体がぼかっと沈んでしまったら過発酵
ということが確かめられるテストです。
んー!簡単で分かりやすいですね!
本には発酵の目安の写真と過発酵になってしまっている生地の写真はあったのですが、フィンガーテストについては載っていなかったんですよね。。。
でもパン初心者の私も「フィンガーテスト」という言葉だけは聞いたことがあったというくらい、多分(というか絶対)基本的かつ重要であったであろうフィンガーテスト。
次回はきっちりここを押さえて、もう一度カンパーニュを作ってみたいと思います!では今日はこの辺で!